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Kyokoのおもしろダイアリー
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学生時代を思いだす

 11月以来の帰国。帰る2,3日前からパリは急に厳しかった寒さが緩みあの極寒から抜けたかな、と思っていたら、意外にも帰国したら、日本のほうが寒いではないか!帰国時、コートをトランクに入れて軽装できたのだが、到着するや否や、コートをトランクから引っ張り出す。
 今回の帰国はコンサート一回のためのものなので、本当にとんぼ返り。全く余裕がないのだが、一瞬の暇を見つけてミッションである物の買い出しをすべく、スーパーやら、ドラッグストアやら、本屋やらを駆け巡る。
 今回のコンサート大野和士さんということだったのだが、過労の大野さんにドクターストップがということで、急遽、桐朋の同級生でもあった渡邉一正さんに変更になった。彼とは高校時代、ソナタクラスを一緒に取っていて、色々な曲を一緒に勉強させていただいた。彼は当時作曲科の生徒であり、また、非常に優秀なピアニストでもあったのだ。 最後の室内楽コンサートでは、ブラームスのソナタ1番を演奏したのだが、このソナタでは、色々な先生にたくさんレッスンを見ていただき、その時のことが今でも手に取るように思いだせる。彼が指揮者になってからは、共演させていただくのは今回が実は初めて。ひょんなことならこのような機会、しかもなかなか演奏されることのないバーンスタインを共演することになるとは、誰が想像しただろうか、、。 久々にお会いした彼は、何となく照れ臭そうにしている様子など、高校のころと変わらないように思われ、懐かしさを感じた。そして、今回のオーケストラ東京フィルには、クラスメートで仲の良かったチェリストの友人もいるし、桐朋時代の先輩、後輩がいる。リハの最初に、このクラスメートを見つけ、「お~~ひさしぶり~!」と心の中で叫ぶ。指揮者といい、オケといい、なんだか学生時代を思い出しながら、リハーサルに臨んだ。 バーンスタインのセレナードは、10年以上前にミルウォーキーSym.で演奏して以来になる、なかなか取り上げられることのないレパートリー、これはオーケストラにとっても同じと思われるが、それだけにリハーサルでは、皆も集中して臨む。一種のチャレンジ精神が加わるから。渡邉さんの指揮は、熱くなる半面、ちゃんとクールな耳を持っていて、棒も非常に的確でわかりやすい。ともするとわかりにくいエントランスもちゃんと合図をくれることを忘れない。彼は作曲プラスアルファ色々な楽器をあやつることができるのだが、とんでもなく難しいコンテンポラリー調の曲も聴音で書き取れるくらい驚異的な耳を持っていることを急に思い出した。 それにしてもこのように学生時代の仲間とプロとして演奏できるということは、なんだかとても嬉しく、エネルギーをもらう事が出来た!
# by okyovn | 2011-01-24 07:58 | コンサートツアー

新年あけましておめでとうございます!


 2011年。 ついこの間2000年と言って盛り上がっていたはずなのに、あっという間に10年経ってしまっているではないか! この「あっという間」という感覚を毎年のように感じてしまっているこの私。なんとか、もっと一日、一日を一年分くらいに感じられるくらい、かみしめて時を重ね、納得のいく年越しを迎えてみたいもの。 よし、今年の目標は、これにしようか!
 というわけで、ブログのスキンも模様替えをし、新たな気持ちで、この一年をスタートしたいと思っております。
今年の皮切りコンサートは、東京フィルの定期、大野さんの指揮で、ひっさびさのバーンスタインのセレナーデを演奏。あまり、演奏されることの少ない曲ではあるけれど、いくつも聴かせどころを持っている、なかなかおもしろく聴きごたえのある曲だと思う。 このコンサートを頭に、新年大チャレンジスケジュールがスタートする。 この本番後、羽田発パリ行きにて、パリに戻り、3日後には、ヴァンクーヴァーへ。 ここでは、バーバーのコンチェルトを。それから、パリに一旦戻り、今度はフィルハーモニアとのスペインツアーのリハのためロンドンへ。その足で、スペインに出発、このツアーでは、ショスタコーヴィッチ1番のコンチェルト。その後、パリに戻った後、2日後に、日本へ。大阪フィルの定期で、ブラームスのドッペルを。そして、フランス物のリサイタルツアー。その後は直接アメリカはテキサス州アマリロに飛んで、アマリロSym.とブルッフのスコッチファンタジーを。なんだか想像すると胸がドキドキするスケジュール。 一か月に5曲のコンチェルトにリサイタルプロのスケジュールは、なんだか久しぶりのような、、、。 しかしながら、演奏の機会を与えていただき、そして、それを支えてくれる家族、応援してくださる方々がいるというのは、なんと幸せな事。娘も、たくさん練習する曲があって大変だね~と励ましてくれる、、、。
 2011年が、皆様にとって素敵な一年になりますように、、、、、
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にわか仕立てのお節もどき。パリ自宅にて。
# by okyovn | 2011-01-08 09:12 | ひとりごと

極寒のミルウォーキー

 久々のブログになってしまった、、、。
今は、アメリカ公演中、ウイスコンシン州のミルウォーキーにきている。ここのオーケストラは今まで、比較的縁の多かったオーケストラで、4回目ぐらいだろうか、、、。 (コンサート記録をもっと正確に記しておくべきと、痛感する今日この頃、、、。)ここのオケのコンサートマスターは、ジュリアード時代を共にした友達、主席クラリネット奏者も、昔からの顔見知りである。そして、この街には、同じくジュリアード時代を共にした、カップルも住んでいる。このように、ツアーにでかけた街で知り合いが何人かいるというシチュエーションは珍しい。 
 今回のコンサートのスケジュールをいただいた時、なんでリハと本番の間にオフ日が中途半端にあるのだろうと不思議に思っていたら、なんのことはない、このオフ日は感謝祭だったのだ。パリに移ってから、アメリカのこうしたホリデーへの感覚が薄れてしまっていて、すっかり忘れていた。この感謝祭は、アメリカではクリスマスと並び非常に大きなイヴェントで、必ず家族が集まって食事をともにし、ターキーを食べる。今回は一人でのツアー、どうしたものかと思っていたら、ここのオケマネがお宅にサンクスギビングディナーにお招きくださった。友人も友人でお声をかけてくださり、なんとも嬉しい限り。昼は、友人宅、夜は、マネージャー宅と賑やかな一日となった。久しぶりに、ターキーの丸焼きをいただき、なんとも懐かし気持ちに包まれた。アメリカ在住時代も何回かターキーの丸焼きに挑戦したなあと。 
 今回の指揮者は、オランダ人のエド・デ・ワールト氏。今回初めての共演となったが、何千回と演奏されたチャイコフスキーを流してしまうことなく、丁寧にリハーサルをしてくださり、抒情性たっぷりのチャイコフスキーとなり、一つ一つかみしめながら弾き込んでいくという事にチャレンジできた。オーケストラもこのマエストロへのレスペクトは非常に高く、それが演奏の姿勢に表れているように感じた。
# by okyovn | 2010-11-28 01:26 | コンサートツアー

また、穴があいてしまった。

 ブログって一旦ご無沙汰してしまうと、どうしてこうも戻れないのでしょうか、、、、。
一つの事を長く続けるって、難しいです、、、。 なんと4月以来だ!
 また写真を整理して、アップするとしましょう! 

                        すっかり秋色のパリより。
 
# by okyovn | 2010-09-24 20:59 | ひとりごと

メニューインコンクールの続き!

 メニューインコンクールの写真です!
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2年前に建てられた、オスロのオペラハウスです。海に流れ出しそうなシェイプ、建物の屋根を歩ける独特なオリジナリティ溢れる建築、圧巻です!ここで、シニア部門の本選、最後のガラコンサートが開かれました。
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これがオペラハウスのステージです。 ガラコンサートは、劇を見ているようなあちこちに工夫のこらされたプログラムで、とてもエンジョイしました。 しかしながら、ホールの響きはちょいとドライ(あまり響かないという事です。)
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オープニングコンサートで、バッハの3重奏曲を共演したHenning kraggerudとRay Chen
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審査員を務めた、ルノー・カプソンとリディア・バイチと。
# by okyovn | 2010-04-25 22:42 | コンサートツアー