Kyokoのおもしろダイアリー
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カテゴリ:コンサートツアー( 65 )

本選終了!

 ピネローロ国際室内楽コンクール終了! 本選は、4組のグループが、正味一時間のリサイタルプログラムを演奏する。朝9時から開始で、リサイタルを9時から聴く、または演奏するということは両者にとってやさしくはないが、スケジュールの関係もあり、何はともあれ始まった。 このコンクール、事前のテープ審査などはない。当初参加者は、16組あったそうだが、結局9組のみの参加となった。しかしながら、感心したのは、全体のレヴェルが想像以上に揃っている。 通常、事前の審査がなかったりすると、多かれ少なかれ、サプライズ!ということがあるのだが、、、。室内楽というだけあって、さすがに10代という参加者はいないが。 ピアノトリオ一組に、バイオリンとピアノのデュオ4組、ヴィオラとピアノのデュオ1組、チェロとピアノのデュオ3組。一次予選は、自由に曲目が選べ、演奏時間は20~30分。2次予選は、ブラームスかシューマン一曲。結局、参加者も少ないし、良いレヴェルなので、ということもあって、全員2次予選へ。 しなしながら、一次予選でなかなかいい、と思わせるものがあっても、2次予選のブラームスとシューマンになったとたんに、あれれ、という感じ。やはり、この作曲家の作品を、説得力をもって演奏するとうことはいかに難しいことなのかを痛感した。今日の本選は、それぞれのグループに選曲がまかされているわけだが、中にはとても工夫を凝らしたプログラミングをするグループ、知られざる作曲家を採り上げるグループありで、非常に興味深かったし、逆に参考になり、自分の今後のプログラミングに大いに役立ちそうだ。 なにはともあれ、4組に順位をつけるというわけだが、ほぼ審査員皆同じ方向の結果となり、無事終了となった。優勝は、ドイツ人姉妹のヴァイオリンとピアノのデュオ。姉妹というだけあって、非常に息がぴったりで、まとまっていた。他のグループもなかなか完成度のある演奏を披露していて、規模は小さいが、中身のいいコンクールだと思った。今回日本人の参加者はいなかったが、室内楽に興味のある方は参加してみてもおもしろいのではと思った。
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by okyovn | 2011-03-07 03:51 | コンサートツアー

再びイタリアのコンクール

 昨年のブレーシャに引き続き、再びイタリアは、トリノ近郊の街ピネローロにて開催されている室内楽コンクールの審査員として、参加している。ここは、トリノオリンピックのとき、カーリングの会場になったらしい。とてもこじんまりとした街だが、アーケードや、歴史を感じさせる建物がこの街のしっとりとしたおもむきを醸し出している。そして、何より、ふと振り返れば臨むアルプスの山々、特に今は真っ白に雪化粧されていて、「はーっ!」と声をだしてしまうくらいきれい。 
 このコンクールは室内楽コンクールということで、色々なアンサンブルが参加できる、ということだが、結局ふたを開けてみるとピアノトリオの一組以外は、皆ヴァイオリンか、チェロとピアノのデュオばかり。しかも不況が響いているのか、参加グループも9組のみ、ということで、3日間で一次予選から本選までを終えてしまう。 今日は、その本選の日。4組のみ残っている。 今回の審査員は、色々な楽器奏者、学者等、バラエティーに富んでいて、審査員6人中一人女性であり、アジア人である私はかなり浮いた存在だなあと感じつつも、毎食を共にし、同じホテルで生活するうちにそれぞれ非常に個性的で、彼らのお話を伺っているととっても興味深く、おもしろい。
また追ってこのリポートを更新しようと思うが、もう、本選が始まるので、出かけてきます。
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by okyovn | 2011-03-06 16:45 | コンサートツアー

学生時代を思いだす

 11月以来の帰国。帰る2,3日前からパリは急に厳しかった寒さが緩みあの極寒から抜けたかな、と思っていたら、意外にも帰国したら、日本のほうが寒いではないか!帰国時、コートをトランクに入れて軽装できたのだが、到着するや否や、コートをトランクから引っ張り出す。
 今回の帰国はコンサート一回のためのものなので、本当にとんぼ返り。全く余裕がないのだが、一瞬の暇を見つけてミッションである物の買い出しをすべく、スーパーやら、ドラッグストアやら、本屋やらを駆け巡る。
 今回のコンサート大野和士さんということだったのだが、過労の大野さんにドクターストップがということで、急遽、桐朋の同級生でもあった渡邉一正さんに変更になった。彼とは高校時代、ソナタクラスを一緒に取っていて、色々な曲を一緒に勉強させていただいた。彼は当時作曲科の生徒であり、また、非常に優秀なピアニストでもあったのだ。 最後の室内楽コンサートでは、ブラームスのソナタ1番を演奏したのだが、このソナタでは、色々な先生にたくさんレッスンを見ていただき、その時のことが今でも手に取るように思いだせる。彼が指揮者になってからは、共演させていただくのは今回が実は初めて。ひょんなことならこのような機会、しかもなかなか演奏されることのないバーンスタインを共演することになるとは、誰が想像しただろうか、、。 久々にお会いした彼は、何となく照れ臭そうにしている様子など、高校のころと変わらないように思われ、懐かしさを感じた。そして、今回のオーケストラ東京フィルには、クラスメートで仲の良かったチェリストの友人もいるし、桐朋時代の先輩、後輩がいる。リハの最初に、このクラスメートを見つけ、「お~~ひさしぶり~!」と心の中で叫ぶ。指揮者といい、オケといい、なんだか学生時代を思い出しながら、リハーサルに臨んだ。 バーンスタインのセレナードは、10年以上前にミルウォーキーSym.で演奏して以来になる、なかなか取り上げられることのないレパートリー、これはオーケストラにとっても同じと思われるが、それだけにリハーサルでは、皆も集中して臨む。一種のチャレンジ精神が加わるから。渡邉さんの指揮は、熱くなる半面、ちゃんとクールな耳を持っていて、棒も非常に的確でわかりやすい。ともするとわかりにくいエントランスもちゃんと合図をくれることを忘れない。彼は作曲プラスアルファ色々な楽器をあやつることができるのだが、とんでもなく難しいコンテンポラリー調の曲も聴音で書き取れるくらい驚異的な耳を持っていることを急に思い出した。 それにしてもこのように学生時代の仲間とプロとして演奏できるということは、なんだかとても嬉しく、エネルギーをもらう事が出来た!
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by okyovn | 2011-01-24 07:58 | コンサートツアー

極寒のミルウォーキー

 久々のブログになってしまった、、、。
今は、アメリカ公演中、ウイスコンシン州のミルウォーキーにきている。ここのオーケストラは今まで、比較的縁の多かったオーケストラで、4回目ぐらいだろうか、、、。 (コンサート記録をもっと正確に記しておくべきと、痛感する今日この頃、、、。)ここのオケのコンサートマスターは、ジュリアード時代を共にした友達、主席クラリネット奏者も、昔からの顔見知りである。そして、この街には、同じくジュリアード時代を共にした、カップルも住んでいる。このように、ツアーにでかけた街で知り合いが何人かいるというシチュエーションは珍しい。 
 今回のコンサートのスケジュールをいただいた時、なんでリハと本番の間にオフ日が中途半端にあるのだろうと不思議に思っていたら、なんのことはない、このオフ日は感謝祭だったのだ。パリに移ってから、アメリカのこうしたホリデーへの感覚が薄れてしまっていて、すっかり忘れていた。この感謝祭は、アメリカではクリスマスと並び非常に大きなイヴェントで、必ず家族が集まって食事をともにし、ターキーを食べる。今回は一人でのツアー、どうしたものかと思っていたら、ここのオケマネがお宅にサンクスギビングディナーにお招きくださった。友人も友人でお声をかけてくださり、なんとも嬉しい限り。昼は、友人宅、夜は、マネージャー宅と賑やかな一日となった。久しぶりに、ターキーの丸焼きをいただき、なんとも懐かし気持ちに包まれた。アメリカ在住時代も何回かターキーの丸焼きに挑戦したなあと。 
 今回の指揮者は、オランダ人のエド・デ・ワールト氏。今回初めての共演となったが、何千回と演奏されたチャイコフスキーを流してしまうことなく、丁寧にリハーサルをしてくださり、抒情性たっぷりのチャイコフスキーとなり、一つ一つかみしめながら弾き込んでいくという事にチャレンジできた。オーケストラもこのマエストロへのレスペクトは非常に高く、それが演奏の姿勢に表れているように感じた。
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by okyovn | 2010-11-28 01:26 | コンサートツアー

メニューインコンクールの続き!

 メニューインコンクールの写真です!
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2年前に建てられた、オスロのオペラハウスです。海に流れ出しそうなシェイプ、建物の屋根を歩ける独特なオリジナリティ溢れる建築、圧巻です!ここで、シニア部門の本選、最後のガラコンサートが開かれました。
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これがオペラハウスのステージです。 ガラコンサートは、劇を見ているようなあちこちに工夫のこらされたプログラムで、とてもエンジョイしました。 しかしながら、ホールの響きはちょいとドライ(あまり響かないという事です。)
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オープニングコンサートで、バッハの3重奏曲を共演したHenning kraggerudとRay Chen
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審査員を務めた、ルノー・カプソンとリディア・バイチと。
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by okyovn | 2010-04-25 22:42 | コンサートツアー

波乱の幕開け!

 2回目の審査員となるメニューインコンクール。このコンクールは毎回開催地が移動するのだが、今回は、ノルェーのオスロ。(ちなみに次回は北京だそうです) オスロは、空港乗換をしたことがあるだけだったので、来てみたかったところだけに楽しみにしていた。コンクールのオープニングコンサートでの演奏があるため、開催より先に現地入りしてリハの予定。これがラッキーだった。到着したその日の夜に、アイスランドの火山が噴火し空の交通が完全に麻痺、想像以上の大被害が、、、。 皆が集まるようなコンクール、その影響たるや、参加者から審査員から皆現地いりすることがままならない。あちこちの空港で足止めを食らい、船や電車や車などで、何日間もかかっての移動、それでもたどり着ければ運あいいほうで、中にはあきらめざるを得ない参加者も。審査員もアメリカからのメンバーはやはりキャンセルというはめに。コンクール側も、どう対処していいのやら、もう臨機応変に持っていくしかない、。幸い、一日遅れの開催で、中止という事にならなかったが、参加者も何日もかかって到着したその日に演奏せねばならないという最悪のコンディションでコンクールにのぞむという、まるでサバイバルゲームのようのうになってしまった。しかしながら、もはや緊急事態ということで、逆に、へんな緊張を感じる間もなく、そして、きっと音楽を演奏できるという本当の純粋な喜びすら感じながら演奏できたのではないか、何かこう特別なエキサイト感で望めているのではとも思われる。 しかしながら、火山の噴火でこれほどまでに影響って出てしまうものなのかと愕然とした。 コンクール後、パリに戻れるのか、また、帰国公演ができるのか等、一体いつになったらまともに戻るのか非常に気になるところだが、荷物を引きづってあちこち右往左往するようなことにならなければいいがと、願うのみ、、、、。
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オスロの音楽学校。ここがコンクールの本部となりました。
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ジュニア部門、シニア部門の予選会場です。 ステージデコレーション、海のヨットを思わせるものがありました。
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シティホールにて、オープニングにレセプション開催。ここは、かのノーベル平和賞の授賞式会場であり、オバマ大統領もここで受賞されました!
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by okyovn | 2010-04-21 06:04 | コンサートツアー

ゴルフで有名なAugusta!

 今年2回目のアメリカツアーが巡ってきた。 今回は、シカゴとジョージア州のオーガスタ。シカゴでは、リサイタル、オーガスタはここのシンフォニーの定期演奏会。
 今年はシカゴと縁がある。 ここシカゴを本拠地としたStradivarius Societyから、新しいパートナー、グアルネリ・デルジェス、「ヴィニアフスキー」をお借りすることになった。 作曲家、ヴァイオリニストとしても高名なヴィニアフスキーの名前がついたこの楽器、その名のごとく、その昔、ヴィニアフスキーが使用していたという歴史的価値もある。 非常に中身の濃い、密度の詰まった力強い魅力的な音色を持つ楽器で、弾けが弾くほどに出てくるその味わい深い音色に、新しい発見の連続。 これから、どのようにこの楽器と密なコミュニケーションを築いていいけるのか、楽しみこの上ない! 今回のリサイタルもこのソサエティ主催のもので、お披露目のコンサートとなった。
 次の土地は、ジョージア州のアーガスタ。 最初、この土地名を聞いてもぴんとこなかったのだが、ゴルフ好きの方ならすぐにわかるらしい。そう、4月上旬に開かれるゴルフのマスターズ・トーナメントの開催地として名高いのだ。日ごろは、落ち着いたゆったりとした空気の流れるこの街が、トーナメント期間は、世界中から集まる観客等で、がらりと雰囲気が変わり、活気に満ちるらしい。ここはアメリカの南部になることもあって、気候も打って変わって温かい。20度前後の気温で、驚いたのはあちこち日本の桜の木があり、満開に近い勢いで美しく咲いている。そして、印象的だったのが、街の丘の広がる高級住宅の数々。それぞれさまざまなスタイルで建てられた豪邸ばかりで、見ていて飽きることがない。特に、ここの土地ならではのコロニアルスタイルで建てられた家、いかにも古き良きアメリカを感じさせるものがある。宿泊したホテルもアメリカの歴史的ホテルと指定されているだけあって、キャラクターがあった。
 今回再共演となった、指揮者のシズオ・Z・クワハラ氏。 マエストロZと、という愛称で現地では親しまれているのだが、なぜカタカナかっていえば、彼は10歳のときにアメリカに移住し、アメリカ国籍でもある。彼とは、名古屋で名フィルと共演させいただいたのをきっかけに、新しく音楽監督となったこのオーケストラにお声をかけていただいた!オーケストラをレヴェルアップさせてくれる若き救世主として、地元の期待と信頼を一身に集めているのが、手に取るようにわかり、同じ日本人としても、誇らしく嬉しく思った。これからどんどん世界を広げていく、若手指揮者の注目株として、目を離せない存在。昨年それはそれは美しい奥様と電撃結婚された新婚さんでもある。
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コロニアルスタイルのホテル。
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クワハラ夫妻と。
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by okyovn | 2010-03-31 07:32 | コンサートツアー

久々の娘との日本

 パリに移ってから初めて娘を連れての帰国公演。今回は、娘の学校がバケーションということで、丁度良かった! 久々の日本に娘も興奮気味。何をしたい?と聞くと、いとこと遊びたい、温泉、そして、ディズニーランドというリクエスト。温泉は実現しなかったが、いとこの家にはお泊りに行き、ディズニーランドもお泊りつきで実行。
娘も新境地で頑張っているご褒美に、できるだけのことをしてやりたかった。 
 ディズニーランドでは、ディズニーキャラクターが登場するレストランで思いっきり、それぞれのキャラクターとハグしたり写真を撮りまくったり。 帰宅して記念にもらった入場券を見ながら涙目になって、「ミッキーがとっても好きだったの、、、。」と言い出す始末。まあ、楽しんでくれたようで、良かった! パリのディズニーランドにも行ったが、やはり、日本のほうが何かと至れり尽くせりかな。 
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ハワイアンのショーで一緒に舞台に上がってフラダンスを。
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これは、ランチに食べたサンドイッチ。ミッキーの手の形。美味しかったです。
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ミニーのお家のお庭に咲いていた桜。なぜ、今?
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初体験の桜餅を作る。
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by okyovn | 2010-03-28 00:39 | コンサートツアー

エイラートの写真です!

 エイラートの写真です。 イスラエルでは有名なリゾートということですが、ヨーロッパの観光客もたくさん来るようです。ホテルのビュフェは、メデトレニアンのさまざまなお料理が並び、なかなか堪能できました。
最終日にホテルのディナーに行くと(音楽祭では、ホテルでの食事がつきます。)、マイスキー家族が、(8か月の赤ちゃんも含め!)お食事中でした!ホテルには、美しいプール、そして、その外にはビーチが広がります。
その横には、小型ディズニーランド的エンターテーメントもあって、子連れには最適。
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by okyovn | 2010-03-28 00:25 | コンサートツアー

久々のイスラエル

 一週間noticeでキャンセルのコンサートが舞いこんできた! イタリア人巨匠ヴァイオリニストサルヴァトーレ・アッカルドのキャンセルだ。 場所は、イスラエルの高級リゾートで5年ほど前から行われているEilat音楽祭。 イスラエルは、20年ほど前にエルサレム交響楽団の定期演奏会ででかけたことがあって以来になる。 なんといってもイスラエルは弦の国だと思うし、物凄く興味のある国ではあるが、あまり縁がなかったのだ。
この音楽祭は、イスラエル出身のアーティストや、ロシア系のアーティストが多いようで、今回引き受けることになったコンサート2回は、いずれも、チェロのミッシャ・マイスキー、ピアニストのパヴェル・ギリロフを始め、そちら系の巨匠、また、若手アーティストとの共演だった。 曲は、メンデルスゾーンのオクテットに、ブラームスのピアノカルテットで、いずれも馴染みの深い曲。 親しい友人ピアニスト、イタマール・ゴーランもこの音楽祭のレギュラーメンバーで、彼から、この音楽祭の様子を事細かに教えてもらったが、場所は素晴らしいし、メンバーも素晴らしいのだが、とにかく音楽祭自体のオーガニゼーションが非常にアバウトなので、そこは覚悟したほうがいいかも、という警告をいただき、覚悟はしていたものの、やはり、想像以上のものがあった。 まずはじめに、トランスパテーションのアレンジのアバウトさ。 場所も場所だけにその辺は確実に抑えたい事項で、細かいインフォメーションをゲットするべく、プッシュしたのだが、得られたのは半分のインフォメーションだった。 テルアヴィヴから飛行機と聞いていたにもかかわらず、ふたを開けてみると、実は、その日に到着する30人ほどを乗せたバスでの5時間に上る移動が待っていたのだった。 同じヨーロッパ内の移動にかかわらず、パリからイスラエルのエイラートの移動時間は、結局15時間にも及び、その日の夜8時に予定されていたリハーサルのスケジュールからは大幅に遅れ、3時間遅れの11時からスタートし、終わったのは、夜中すぎ、、、。こちとら4時起きをし、早朝5時に家をでてきたというのに、、、、、、。 しかもこの土地は、この時期で、気温30度近く。すっかり空気のかわいた夏という感じで、何か四次元の世界に迷い込んだような不思議なふわふわした感覚のまま、寝床に就いたのだった。 
 初日はそんな感じでスタートし、翌日には、もうコンサートだ。しかもメンデルスゾーン。昨夜 深夜に一回リハし、本番当日2回のリハ(実質的には、一回のみになってしまう)で、夜9時から本番。 なんともこの曲のリハとしては回数が少ないが、その分、本番での集中力はみな凄く、それなりのエキサイティングな演奏にまとまった。 チェロのミッシャとの共演は初めてとなるが、なんともその人柄に圧倒される。 リハーサル中、ふと真面目な顔をして何かをしゃべる出すので、音楽的に深い話しがでるのかと身構えると、ジョークの連発なのだ。 皆ももう慣れているのか、あーまた、始まったという顔をしているものの、そこは巨匠チェリストマイスキーの話とちゃんと聞いている。 あのステージ上でのまるでイエス様登場かという神々しいオーラ、そして、強面なイメージからは想像しがたいものがあるが、これだから、人間おもしろい!と思わせるものがあった。 そして、彼には綿密なリハーサルなど必要ないと思わせる天才的な直観力、余裕、音のオーラ等があり、やはり圧倒的だった。
 今回、私の新パートナーとなった楽器、デルジェスでの初室内楽となったのだが、「Wieniawski」というオーラのせいなのか、楽器に対しての賞賛の反応をいただくことができた! 今までデルジェスを弾きこなすことができるようになるというのは、ある意味音楽家としての一つの夢、また、目標となるところだったのだが、これからこの歴史的な名器に自分なりの息吹を吹きかけていきたい、また、自分自身、この経験により成長していきたいと感じられる、エネルギーをいただけるような反応だったのが嬉しかった。
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by okyovn | 2010-02-25 01:13 | コンサートツアー