Kyokoのおもしろダイアリー
by okyovn
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

相変わらずのオーラです!

June 2’06

 やはりあの強烈なオーラは健在です! 

  何年ぶりか正確には古いカレンダーをひっくりかえさないとわかりませんが、10年近く!?だと思いますが、久々に巨匠、ピンカス・ズーカーマンさんとの共演の機会が巡ってきました。
彼は、素晴らしい音楽家であるとともに、弦楽器奏者にとって、ある意味楽器を魔法のように操るあの右手の奏法にかけては、神様的存在なのです! 私がジュリアードに留学した当時、まわりのヴァイオリニストは、彼を尊敬し、ある意味で彼のあの奏法を盗むがごとくまねを試みた生徒がどれだけいたことか! 
 日本では、どうしても同じユダヤ人ヴァイオリニスト、イツァーク・パールマンの親しみやすい魅力的なキャラクターの影にかくれ、あまり表にでてこないアーティストといえるかもしれませんが、NYでは、むしろ、ズーカーマン命!という学生のほうが、多かったかもしれません。こういう事は意外と日本には、知られていないかな? 

 私の彼との出会い(まあ、最初は一方的な出会いですが、、、)は、パールマンとのデュオの録音だったと思います。 その息のあった、見事な演奏はまるで一人で全部弾いているかのよう。 それから彼の存在を知り、知れば知るほど物凄いアーティストなんだという認識が深くなっていきました。 そして、NYにて彼の生の演奏を目の当たりにし、あらためて、ボーイングの神様の存在を思い知ったのでした。
 そして、何の巡り会わせか、幸運にも、同じような時期に彼も在籍する同じレコード会社の専属アーティストとなり、時には同じようなレパートリーを同時期にレリースしてしまう、なんてこともあったのですが、約10年前、この大尊敬する彼との共演の夢が実現したのでした。
その時の興奮はあまりに凄く、自身を見失いそうになるくらい、すべてが夢心地でした。
そして、今回の共演。 久々にお会いしたズーカーマンさん(彼とは実は妊娠中にお目にかかっています)、あれって思うくらいその笑顔にまるみや優しさが加わり、肩の力が抜けたような感じさえしました。 これって、若い奥さんと再婚したからかなー? この奥さん、実はジュリアード時代の私の同級生なんです、ちなみに、、、。 しかしながら、あのなんともいえないボス的ではあるけれど、フレンドリーで、すべてをお見通しで、かつ、包み込んでしまいそうな大陸的なスケールの大きさ、すべてに余裕があるという絶対的な自信、このオーラは以前と同じ、健在でした。 それはヴァイオリンを弾いても同じ。どんな楽器を弾いてもズーカーマンサウンドを紡ぎ出すし、どんな指使い、弓使いをしようと、彼の音楽がうわっと出てくる。 特に、人間の内面的感情を表現させてら、右に出るものはいないと思ってしまいます。こういうタイプのアーティストって、後にも先にも、この人意外いないだろうって、思いますね。b0098423_0235432.jpg
[PR]
by okyovn | 2006-06-02 23:46 | 音楽